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恋愛に、1番よき別れ方とは
1番よき別れかたは、いかなる別れかたなの?と言ふ人があるが、よき別れ方なんて存在せずかし。
相手を傷つけずに別れたしなんて、せられず。
別るるが大きな傷になりたれば、よしがいかがにあれ、別れは憂きものにならむ。
傷つけざる言ひ方に「嫌いにあらねど、このまま友達にいたし」この言葉は柔らかき言ひ方にはあるが、言はれし本人は、諦むるもせられず、いきなり嫌いにもなれず、恋愛感情をすなはち捨つるもせられず。
「まばゆし」と言はれしほうが傷つきてもすっきりせし心ばせになれば、とく新しき恋愛に踏み切るがせられむ。
嫌いでも好きでもなく、いなぶるまでもなけれど、付き合ふまでも行かず。
かかるあやふやなる関係の男女はここらあるが、女性は男性がすきされば一緒にあり。かかる風にして、期待さするように長き間一緒にありて、都合が悪しくなると「付き合ひたらず」などと言ふ男性もここらあり。
あやふやに、心ばせが固まりたらざるならば、心ばせが固まるまでは、女性とあまり仲良くなりすぎざるようにせし方がよしかし。
もし、付き合へずと言ふいらへが出でしときに、その言葉を言ひがたき状況になりぬればだ。
その言葉を言はざるまま、彼女よりかれば、彼女はいみじく傷つく。いらへが出でてもショックは受くと思ふが、うちつけなるけしきの変化は、相手に対してなめきなれば、せちなるはきちんと言葉に伝えてあげて欲しと思ふ。
恋愛は傷つくもあり。別るる時もあるが、若き頃はここらさるらうをして、おとなしくなりていく。
自分の恋愛の傾向なども、恋愛のらうを重ねるごとに自分に解るようになる。
よき別れの言葉は存在せざるが、その別れがおかたみにプラスになるめる別れなりて欲しと思ふ。
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